DoJa2.1プロファイル向けiアプリの開発をサポートツールとしてのemudoja2.1f_1.00_021217.zipを『http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/java/tool_foma.html』からダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍したできたdisk1内のsetupで、一時的にAdministratorにてインストール(C:\iDKDoJa2.1FOMAへ)する。
この環境で新規プロジェクトを作成し、ビルドすることができる。
『C:\iDKDoJa2.1FOMA\bin\doja.exe』を実行すれば、下記エミュレータが起動する。
プロジェクトごとにフォルダができ、その位置は、『C:\iDKDoJa2.1FOMA\apps』の中に限定されるようだ。
以下は、新規プロジェクトでテストを作成した場合の『C:\iDKDoJa2.1FOMA\apps\test』の中である。
srcフォルダ内にソースファイルを作成し、画像などのリソースファイルをresフォルダ内に配置し、
適当にADF設定を行ってビルドすれば、binフォルダ内にjarとjamファイルを生成する。
このエミュレータをブラウザ起動させる場合のADF(アプリケーションディスクリプタファイル:.jam)で以下が必要になる。
これは、ADF設定で次のように設定する。
以上の設定で作成されるtest.jamの内容は次のようになる。
『 LaunchByBrowser = any LastModified = Thu, 08 Jan 2004 01:51:28 AppClass = HelloWorld AppName = HelloWorld PackageURL = HelloWorld.jar AppSize = 2387
』
しかし、上記のように
PackageURLでHelloWorld.jarとしても、作成されるものはプロジェクトの名前のtest.jamが生成される
。
これは、プロジェクト名と違う名前の作品を作れることを意味し、作成されたtest.jar、test.jamの名前をHelloWorld.jar、HelloWorld.jamとりネームしてサーバーにアップしてデバックできる。
エミュレータはデバック用なので、サーバーにアップしてもtest.jarのファイルが必要になる。(プロジェクトが読み込まれていないと実行確認ができないのは当然かも?)
そして注意すべきは、ブラウザ起動の確認の場合『C:\iDKDoJa2.1FOMA\lib\JAM.properties』の変更も必要なことである。この例では次のように追加変更している。
『 http\://xxx.www.zzz/sample1.jam = sample1.jam
http\://xxx.www.zzz/sample2.jam = sample2.jam
http\://xxx.www.zzz/sample3.jam = sample3.jam
http\://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu/iappli/HelloWorld.jam = test.jam 』
追加しているのは、最後の行で、URLらしき赤の表現のHelloWorld.jamのファイルが確認対象であるが、実際に実行するのはローカルプロジェクト内のtest.jamにする指定である。この場合、HelloWorld.jamとtest.jamの内容は同じもの(リネームした)で、実際にサーバーからダウンロードされる訳ではないようである。
なお、別途作品用ディレクトリを用意する場合、次のようなバッチファイルを用意すると便利である。
『 set app=HelloWorld set dstdir=C:\iDKDoJa2.1FOMA\apps\test copy *.java %dstdir%\src copy %app%.jam %dstdir%\bin\test.jam copy verified\*.gif %dstdir%\res C:\iDKDoJa2.1FOMA\bin\doja.exe copy %dstdir%\src\*.java . del %dstdir%\src\*.java
copy %dstdir%\res\*.gif .\verified del %dstdir%\res\*.gif copy %dstdir%\bin\test.jam .\%app%.jam copy %dstdir%\bin\test.jar .\%app%.jar del %dstdir%\bin\*.jar 』
上記で使うソースとHTMLは、HelloWorld.javaとHelloWorld.htmlになっている。
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